白馬連峰遭難者慰霊祭
10/11
白馬村主催の慰霊祭に行く。
この地で、命を授けた岳人の御霊を呼び、
神事にてその冥福を祈るもの。
そして、山岳遭難が一つでも無くなることを祈願する。
台風の影響があり、
直前まで判断に迷ったが、
私は午前中に主人が眠ってる場所まで行くことにした。
先月に作ったケルンはまだ残っていて。
お線香とささやかなお花を手向けた。
1人の山仲間も唐松岳に登ると聞き、
途中、落ち合うことにした。
快晴とまでは行かなかったが、五竜岳が頭を見せ、紅葉は進んでいた。
午後からは慰霊祭に参加する。
主人が降りてきている。
きっと、
私を見ているだろう。
白馬連峰は信州の名だたる山々、山域でも非常に事故が多い。それは、日本海から直接影響する不安定な天気も相まって山の厳しさをより一層濃くする。
白馬村は、山と共にある地だとあらためて感じた。
また来るからね。
一緒に帰ろう。