~大好きな主人は旅人~

天国にいる主人と話したいこと書いています

問題なし

 

今日は先日引っかかった精密検査を受けに行ったよ。

貴方が働いていた病院ね。

 

車で向かう道は通勤経路だったかな。

朝のラッシュだね。混んでるね。

 

病院に着いてエントランスに入るけど、

新型コロナ対策でゾーニングされていた。

接触型の体温計で正常、アルコールで手指消毒OK

 

きれいな病院だなぁ。

乳腺外科の外来で診察を待つ。マンモグラフィとエコー検査を受けた。

親切な先生で、「全く問題ありませんよ」と。

ε-(´∀`*)ホッ

 

貴方がいたんだよね、ここにさぁ。

貴方が看護師をしてた病院だね、ここはさぁ。

貴方は患者さんを優しくケアしてたんだね、ここでさぁ。。。

 

ちょうど働いていた病棟の近くを通った。

思い出す。

主人の荷物を取りに行ったとき。ちょうどいなくなって1か月弱ってところで。

「ぜひ、ご主人が一生懸命働いてた職場を見に行きませんか?」と、

課長さんが図らって下さった。

 

病棟でお世話になったナースの方々、その時間にいらっしゃった皆さんから温かい言葉を頂いたよ。

 

毎日一番のりで出勤してたこと

 課長さん(以下Kさん)「残業が長くなっちゃうわよね~」

 

ナースステーションの掲示物を率先して整理してたってこと

 Kさん「『これ期限過ぎてるので破棄しますね』って、まめにやってくれてすごく有難かったわ」

 

お昼のお弁当を嬉しそうに食べていたこと

 Kさん「独身の時は白米にしらすかけて食べてたのに、ちゃんとしたお弁当になってねぇ」

 

言葉の荒い患者さんにも丁寧に接していたこと

 Kさん「腰が低くて、腰痛もちだったのにちゃんと目線を合わせてねぇ」

 

女性看護師に激怒して手を挙げそうな患者さんを止めに入ったこと

 Kさん「男らしいところもあるんだってかっこよかったわ」

 

いいことも、ちょっと面白いことも、貴方らしいエピソードで嬉しかったなぁ。

 

毎日、帰宅すると仕事でうまくいかない・・・ことを話してた。

悩んだり、辛そうだなって思うこともあったけど、応援してた。

ちゃんとできる人だから。大丈夫。

 

最後に課長さんは「これからって時に。もっと一緒に働きたかったです」と。

お通夜も葬儀も来てくださって、涙ながらお話をしてくれたね。

 

貴方がいなくなって、寂しい思いをしているのは、

私だけじゃないよ。

 

そのことを忘れずにいてね。

 

現世にいる私たちを、どうか、見守って。

どうにもならないピンチの時は、

貴方の優しさと、瞬発力と、勇気で助けてね。

 

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@登山靴を久しぶりに磨いてみました。ただいま乾燥中。あといくつかお花が咲いたよ。