涙の数だけ強くなれる?
昨日、
仕事の帰りの電車で、
「下ノ廊下」に行ってた時のLINEのやり取りを読んでいた。
泣けた。
マスクしてるし、寝たふりして顔を下に向ける。
目じりから涙が出てるのは、あくびしてるの、私。
鼻がずるずるしてるのは、ちょっとだけ風邪気味なの、私。
ダメだねぇ~。
弱いや。
記憶にある言葉を書き連ねるのはそれほど悲しくならない。
むしろ、「あんなこと言ってたな」って、心がほっこりする。
実際のやり取りを目にすると、
たまらなく悲しさが込み上げてくる。
貴方が送ってくれたLINEを読み返すと、
あまりにリアルだから悲しくなってしまう。
そう「だった」
こう「だった」
過去形が単なる時の流れを指すのではなく、
存在の有無を思い知らされる。
写真や、LINEや、日々の連絡ノート(主人は夜勤のある仕事だったので)、ちょっとしたメモ・・・・。
こういうのは、まだ、私は触れることができないらしい。
貴方の服がしまってある衣装ケースを開けた。
すると、奥の方から婚約指輪の領収書が出てきた。
私の(太い)指のサイズは、手を握った時の感触を頼りに決めたと聞いた。
「一緒に見に行く」とか「デザインの意見を聞く」とか、そいうことは一切なし。
一緒に住むことを決めた後すぐに指輪を探しに行ったらしい。
まだ、この先分かんないのにね。
こんな会話を思い出すと、とても切ない。
会いたいな。